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# by garland1992 | 2018-11-26 17:20

初夏に立つ桜の木の下で

我蘭堂の窓から見える公園前の桜の樹が、
病気になってこの春に業者さんによって伐採された
近所の人もみんな気になっていて、
ポカンと空いた場所をチラチラと横目で見ながら通っていたんだけど
昨日になって約束通り造園業者さんがやってきて桜の赤ちゃんが植栽された。
立ち枯れしちゃったのは残念だったけど、
こうして同じ場所に「生まれ変わって」やって来たのだ
じんわり と嬉しい気持ちである。
あの時、伐採がはじまった時は何かほんとうに残念なキモチだった。
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今日は20年来の花屋友達、〇ちゃんの長女Yちゃんの命日である
6年前の今日、25歳という若さで夭折した
進行性の病気だった

最近良く考える事がある。
50年以上生きて来て、父親との死別も経験して、哀しい事も 嬉しい事も 悔しい事も 
最低限程度には経験したであろう こんなのん気な中年男が 
よーーーく考えてみて この世でいちばん哀しい事はなんだろうかと。
そしてそれは 一も二も無く「娘が先に亡くなる事」だと言い切れる

受け入れられまい、 と。

僕は6年前のその当時 同じ娘二人を持つ同世代の者として
娘を亡くした父親である〇ちゃんが心配で 
自分自身もツラくて なにかしたくて
自分本位に彼との「間合い」を詰めようとしたりしていた気がする
今になって解るけど、心配する事と間合いを詰める事とは同じではない
彼もそういう事を 望んでいなかったと思う

その時期あたりにやっと お互いの間合いってのが掴めた気がする

だから、
たぶん、もう二人っきりで飲んで話してっていう事は無い気がする、決して変な他意はない
それが僕と彼との間に在る 相応しい「間合い」なのだと思う

僕がイチバン影響を受けたフラワーデザイナーでもある もともと腕の良い彼だけど
あんなにも哀しい出来事を乗り越えた彼の活けるこれからの花は
それはもう、僕には遠く及ばない 深い奥行きがあるんだろうと思う
というか「乗り越えた」なんていう言い方さえ 他人の勝手な言い回しだよね
生きている側は
乗り越えざるをえないのだから。


先日、Yちゃんの七回忌にと、ささやかだけどお線香を贈った
結局なにも出来ないなら せめて「忘れていないよ」って知ってもらいたかった

〇ちゃんは直ぐ僕に電話をくれた
二人っきりで少し話をした
「間合い」ってのは 意外とこんなふうに伸び縮みするのかもね


我蘭堂から見える公園の桜は この初夏に生まれ変わった
苗木からの再スタートです

Yちゃんの魂も どこかで 生まれ変わっているのかなぁ。







# by garland1992 | 2018-06-05 14:24 | Comments(0)

筋金入りのミーハー花屋

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超常現象研究家のY口B太郎事務所さんから時々ご注文を頂くんだけど
今日は松任谷由実さんとラジオで対談があるらしくて
「ユーミンに渡す用のブーケを」っていうミッション。

まぁ感受性の塊のような女性だから、どんな花束もそれなりに汲み取ってくれるだろうけど
ユーミンon time世代の自分としては
どうせなら「我蘭堂色」ゴリ押しのブーケってことで(笑)

ユーミンが うちのブーケ持ってるところ、見たいなぁ。




# by garland1992 | 2018-06-02 09:30 | Comments(4)

夢はサザエさん出演(笑)

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お店の前の「トクサ」が一斉に新芽を出していてキレイ。

この時期以外の「錆びたコルテン鋼と所々葉先が枯れ込んだトクサの光景」ってのも
それはそれで気に入ってるんだけど、
やっぱりキレイな新芽ってのは良いもんだね。

気をつけていないと近所の悪ガキが千切ったり蹴ったりするから
今度見つけたら
「ゴラァ!!」って
ドヤシツケテやろうと思う。

でもっていつか

「あそこの花屋のジジイ怖え!」

とか言われてやろうと思う(笑)





# by garland1992 | 2018-05-27 10:03 | Comments(0)

2018母の日後記

13日の母の日におきまして、午後からは足元も悪い中、
沢山のご来店を賜りまして誠にありがとうございました。

大雨の中、店内に入れずに店頭でお並び頂いていたお客様、
濡れて風邪などひいてませんか?
お母様やその他の方々に届いたお花たちは元気にしてますか?
納得のいかない傷み方等がございましたらお知らせください、
内山@我蘭堂の出来得る範囲ではございますがその度対応させていただきます。

混雑の中、こちらの不手際などもあった事と思いますが
これからも我蘭堂を宜しくお願い申し上げます。

フラワースタジオ我蘭堂(ガーランド)代表 内山ヒロシ
母の日臨時スタッフ一同
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# by garland1992 | 2018-05-15 12:11 | Comments(0)

ツツジ咲く午後

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近所に住む ま◯ちゃんが、おじいちゃんのおつかいで仏様の花を買いに来た。

千円札と一緒に「これはおじちゃんにっ」って摘んできたツツジの花を僕に差し出した。
「お花屋さんのおじちゃんには誰もお花くれないから嬉しいよ」
っていったら、少し意外な顔をした。

花屋も たまには花を貰ったりするべきだね

ほんのり嬉しい雨上がりの午後。





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# by garland1992 | 2018-04-25 17:01 | Comments(0)

新緑の季節

ついこの間サクラを活けてたっていうのに

もうすっかり花材は夏の色に衣替えです


季節は移ろうなぁ。

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# by garland1992 | 2018-04-17 12:45 | Comments(0)

生まれ変わる初夏

件の桜は今朝、業者さんが重機を使って伐採して行った。
窓からその様子を見ていた。
あの樹が復活するのを見る事は出来なかった、残念である。

前を通る人が繰り返し何か作業中の業者さんに話しかけていた
皆んな気になっていたのだと思う。

作業が終わって誰もいなくなったのを確認してから
公園前の桜があった場所へ行ってみた

均された土の上には業者さんが建てて行った告知板があった



あっ。

そうか、
こんな復活劇だって有るのだ
蘇るばかりが復活ではない

心機一転の植栽である

生まれ変わる初夏となるのだ。
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# by garland1992 | 2018-04-07 10:05 | Comments(0)

サクラ待ち

我蘭堂の窓から真っ直ぐ見える桜の樹がある。
巷ではあちこち満開のソメイヨシノだけれどもその桜は花一輪さえも付けていない。
去年の春にどうやら病気か何かに見舞われたらしく、かろうじて咲いたその年の桜の花びらは咲き切ることなく花ガラごとポトリと落ちた。
今年はどうかなぁって思っていたんだけど、そのサクラは今年も花を付けることは無いまま、街の桜たちは満開を迎えた

公園の入り口に立つそのサクラの復活を
きっとたくさんの人が期待しているとおもう。
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先日、僕のトモダチが27年間務めた会社を退社した。
27年である
四半世紀を超えた時間である
そしてなによりも 
それは本人の望んだ転職ではないということ。

仕方がないこと、
仕方がないって片付けられたらタマッタもんじゃないこと、
いろいろ思うだろうなと想像する

いつかこの春を思い出したとき
あの時こうして良かった って話せる結果になるといいなと、
そうなるようにしてもらいたいな、
と思う
僕になにか出来ることはないのかな
変わらず一緒に居るだけでいいのかな。

我蘭堂から見えるサクラの樹も、
彼も、
見事に復活して
リヴェンジの満開を見せつけてもらいたいと
そう思うのだ。




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# by garland1992 | 2018-03-27 12:31 | Comments(0)

あの日から咲いているカスミソウ

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この業界内で蔓延しつつある
「いまどきのお洒落な花屋はカスミソウなんて使わない」的な風潮を苦々しく思っている。

ちっ!とか思っている。

しゃらくせえ!とか思っている。

上手に使えないだけだろっ!とか思っている。

「カスミソウはデザインを壊すからぁ」とか言ってんじゃねえぞっ!とか思っている
あ、それは僕もちょっと思うけどさ・・

自分の未熟さを花材のせいにしてんじゃねえぞっ!とか思うのである
それは、自分への戒めを込めて。

僕がこの仕事を始めたきっかけの1つは
花市場で無造作に置かれていた大量のカスミソウを見た事だった。

花を生業にしている者として、
そんな花材をいつまでも 自分の核に咲かせておくつもりなのです。






# by garland1992 | 2018-03-17 19:00 | Comments(0)