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秋ヒマワリについての考察

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毎年この時期に自分に課してる発信業務として「秋のヒマワリについて」があるんだけど、
今年もその時期が来ましたね。

夏のイメージが強いこの花材ですが、
本来「キク科」の植物であるこのヒマワリの旬は
この時期のホンの短い期間であると僕は考えています。

年々少なくなっている気がするしますが 夏とは一味違う、
華奢で、
しなやかで、
使い易いヒマワリが今まさに出荷されてきています。

勿論諸説有るでしょうし、花屋さんによって「良い品物の定義」が異なるので
異論は有るとは思いますし、夏に沢山出回っていたこの花材をこの時期にお勧めするのは
「クリスマスを過ぎてクリスマスケーキを勧める」感が否めないのは確かです。

が、しかーし、
我蘭堂ではお客様に上記の講釈垂れながら
自信を持ってお薦めしております←(体のいい押し売りともいう)

今年は去年よりその旬が短いと考えられます。
年々良い秋ヒマワリが少なくなっていっている気がするなぁ・・・

ってことで、
「秋ヒマワリ」ちゃんは今、
儚い旬を迎えています。
秋ヒマワリについての考察_d0050713_17382795.jpg


# by garland1992 | 2022-10-05 17:37 | Comments(0)

嗅覚の秋

嗅覚の秋_d0050713_07151113.jpg
娘から金木犀の画像が届いた。

コロナ感染から15ヶ月たった昨日、偶然にも僕の鼻腔を2年ぶりに金木犀の香りがくすぐったところだった。

重い後遺症に苦しんでいる人に比べたらなんてことない嗅覚障害だったけど、時間がかかったなぁ、長かった。

なんていうかさ、
時間だけが解決する事ってあるよね。

静かに
しっとりと
秋を嗅ぐことにしよう。






# by garland1992 | 2022-10-02 07:15 | Comments(0)

遠くに見える山のように

遠くに見える山のように_d0050713_09391585.jpg
宇多田ヒカルさんが視聴者の質問に応える配信動画を見た。
その中の1つに「ヒカルさんは哀しみをどうやって乗り越えますか?」的な内容の質問が有った。

僕自身も誰かに対してその言い回しを使った事があるであろう「哀しみを乗り越える」という言い回しに、
使っている自分自身が若干の違和感を覚えていた理由が、彼女の言葉でスッと腹落ちすることが出来た。

宇多田ヒカル女史曰く、

哀しみは山のようなものだけれども、それは、乗り越えなければいけないものではなく、
それは、風景のようにいつもそこに在って、眺めて生きて行くものだと思う。

と言うような事を応えていた。

それまでずっと「哀しみを乗り越える」って言う無責任で他人事な言い回しに違和感を覚えていた自分は
腑に落ちた様な心持ちになれて気持ちが軽くなった気がした。

到底受け入れられないような悲しい出来事で、失意の底に居る大切な人に
「乗り越えて」というのがどれだけ無責任なボキャブラリーであるのかを理解した。

どうか僕の大事なその人から見える景色が
画像の富士山の様に、せめて遠くに見える山のようになってくれる日が来ますようにと、

そう
思った。





# by garland1992 | 2022-09-06 09:38 | Comments(0)

連休のお知らせ

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暑いっすよね
揺るぎない暑さだけれども、夜になって、忘れていた店頭の植栽に水を撒いているとフワッと涼しい風が濡れた手首を撫でて行ったりして「夏の午前」は過ぎたよねって思ったりしてね。

このタイミングでちょっとフライング気味に森山直太朗の「夏の終わり」を聴くと良い感じになります。
あの曲、ホントに夏の終わりに聴いたら遅いんだよね。
森山直太朗君も、なんともニッチな需要の曲を書いちゃったねぇ、なんて思いながら汗だくでホースを片付ける自分は、人生の午後昼下がりといったところです(笑)

我蘭堂は市場の休業に伴い
17(水)  18(木)と休業致します。
ご不便をおかけ致しますがご了承下さい。
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# by garland1992 | 2022-08-17 07:29 | Comments(0)

上を向いて咲こう

商店会事業の一環で、我蘭堂の斜向かいにある空き地に
季節の花を植栽するようになって数年が経ちます。

新型コロナによる様々なイベントの自粛や中止があった中でも
粛々と変わらず続いてきた事業の一つです。
別に商店会員で花屋である我蘭堂が管理担当をしていると言う事では無く
商店会長以下気付いた人が「水やり」や「雑草取り」をして
時には地域の人も巻き込んでお花を育てている。

今日は我蘭堂が水撒きを。

刺すような強い日差しにやられ

葉を丸め

うなだれて

塞ぎ込んでいるような花に
水を与える

水を撒いた瞬間は、より一層うなだれてしまうように見えるニチニチソウ達も
全部に水やりを済ませホースを片付ける頃には眼差しを上げて咲いてます。

僕は「生花」のプロなので、「園芸」関係は素人に毛が生えた程度のモノですが
なにか励まされるなぁという瞬間が有りますね。

ニチニチソウ。
花言葉は「楽しい思い出」

ツライ思い出はホースの水で流して地面に染み込ませてしまうとイイです。
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# by garland1992 | 2022-07-28 18:37 | Comments(0)