我蘭堂(ガーランド)バックヤードへようこそ!
2024-03-03T13:18:39+09:00
garland1992
いらっしゃいませ。どうぞ奥のバックヤードへ・・・えっ?厨房はドコかって? だからウチは蕎麦屋じゃないですってば!(笑)
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2018-11-05T17:20:00+09:00
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2014-11-26T18:11:58+09:00
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サンガツミッカハレ
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2024-03-03T13:16:35+09:00
2024-03-03T13:18:39+09:00
2024-03-03T13:18:39+09:00
garland1992
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売れ残った桃の花はあと少し。
もう娘たちがいる訳じゃないけど、これはウチに飾る事にするかな。
そして今日は、僕の両親の結婚記念日である。
おふくろにとって独りで過ごす結婚記念日も10回以上になる。
夫婦仲は良かったけど苦労続きだったおふくろには、親父より1日でも長く生きていてほしいって思ってたけど、その記録も10年を超えた事になる。
歳はとったけど、それなりに元気にその記録を伸ばしてもらいたい。
街の桜が咲いたら
彼岸へと渡った親父の命日がくる
今日はおふくろに電話でもしてみる事にしよう。
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癒着フローリストのつぶやき
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2024-02-02T18:33:00+09:00
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2024-02-02T18:33:06+09:00
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切花の輸入商社である「ルージュジャパン」さんから花材提供を受けまして
アンスリューム・レッドベル
オンシジューム・しらゆき
オンシジューム・ヴォランドピンク
を使ったデモ作品を活けて来ました。
写真を撮って送る約束だったので、
我蘭堂店内だけでは背景に奥行きがないので、
いつも伺っている国際レディースゴルフ俱楽部 さんに経緯を話して
「今週は好き勝手に活けさせてください」とお願いしました←(いつも好き勝手に活けている)
いやぁ、
商売のこと考えずに花を活けられるのは楽しいもんですね←(いつも考えずに活けている)
オンシジュームのしらゆき はともかく
ヴォランドピンクはちょっともったいない使い方だったかなぁって思ったりしますが
どちらも素性の良い品物でした。
あんまり提供花材をホメると
癒著感が出ていやらしくなるのでこのくらいにしておきましょう(笑)
ってことで、
関係者のみなさん、
今後もこの調子で「ズブズブ」でいきましょうっ!
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恵方に飾るとイイらしい
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2024-01-17T13:25:39+09:00
2024-01-17T13:29:34+09:00
2024-01-17T13:29:34+09:00
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節分明けのコンビニやスーパーにおける
「恵方巻きフードロス問題」に一石を投じた、
社会派フローリストが発信するアースコンシャスな「えすでぃーじーずブーケ」として
環境庁にもその名を轟かす日も
きっと遠くない、
かも知れない
という気もする
「恵方巻きブーケ」だっ!
そろそろイオ○あたりから案件かっ?!
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むらぎもの心にとひて生きる
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2024-01-12T01:24:00+09:00
2024-01-12T17:21:47+09:00
2024-01-12T01:26:05+09:00
garland1992
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申し込みの記入をする場所にある「今年厄年の人」の表を見てみたら、なんと自分も前厄でした、まぁ、そりゃそうか。
ってことで、
一緒にワタクシ内山@我蘭堂も御祈祷していただくことに。
嬉しいコトがあっても それが後ろめたく感じるくらいの出来事とか
ずっと頭から離れない哀しいコトを、他と比べて程度問題として考えたりとか
新年早々、胸をギュッとさせるような出来事もありますね。
誰かの日常には誰かの非日常が同時進行なんだから
きっと今までもこれからもそうなんでしょう。
どうぞ
大難は小難に小難は無難に
って、
そう願います。
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謹賀新年
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2024-01-03T12:38:00+09:00
2024-01-06T13:00:41+09:00
2024-01-03T12:38:38+09:00
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昨年中は大変お世話になりました
本年も変らぬご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
新年は5日(金)までお休みさせていただきます。
我蘭堂 店主
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そんな日は来なくていいけどさ
http://garland92.exblog.jp/29742729/
2023-11-11T21:18:07+09:00
2023-11-11T21:22:05+09:00
2023-11-11T21:22:05+09:00
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最近ジンワリとだけど、カスミソウへの関心が再び高まっているような気がする。
いや、気のせいかも知れない(笑)
でも、
この秋にご依頼があった婚礼の仕事でも「カスミソウ」の指定のあるご依頼が2件ほどあった。
そもそも、
近年蔓延していた
「最近のオシャレな花屋はカスミソウなんか使わない」
的な風潮に対して猛烈な反感を覚えていたワタクシであった。
「ク◯がっ」←(コラっ)
とか思っていた。
僕がこの仕事に就くきっかけになった1つは、ふらふらとフリーターをしていた時に、興味もないのに時給に釣られて勤めた園芸関係の会社で、花市場に荷物を取りに行かされた際 セリ場の横に「無造作に置かれていた山積みのカスミソウ」を見たからだった、それが始まりだった。
つまりこの花は僕の、
なにかをキレイだと思う記憶の表紙を飾っているのだ。
そんな僕の心の核に咲いているこの花を
「いまどきのオシャレ花屋ではぁぁ」
みたいな事を言われると
あーーウチは昭和の花屋でたくさんだっ!
っていう心持ちになる。
そして、
長い事この仕事をして来て思うのだけれど、カスミソウは材料としてとても難しい花材だと思うのだ。
この花を提案型な使い方として上手に使えるようになった暁には
晴れて
「まだカスミソウとか使ってんの?」
とか言って、生意気に講釈を垂れようと思う。
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姪っ子、秋に花嫁となる
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2023-10-15T17:15:00+09:00
2023-10-15T17:15:36+09:00
2023-10-15T17:15:36+09:00
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なんて言ってきた姪っ子は、晴れた秋の日に花嫁となった。
加えてそのミッションは、従姉妹達、
つまり、
ウチの娘たちに当日までサプライズとしてナイショにして欲しいようだった。
小さな頃から、ウチに遊びにきた時には目を光らせてお店の花を眺めていたその姪っ子の「あ○○」は、
卒業後に花の専門学校へと進んだ。
結果、花関係の業界に入った訳ではないけど、それは僕自身とても良い結果だと思っている。
直接の役には立たない事を必死に経験した事が、
大人にはとっても大切な事だと思う。
いつだって
いい道は寄り道した時に見つかるものなんだと、そう思うのだ。
そういう意味でも、2人とも真っ直ぐでは無い寄り道があったのかもしれないけど、必然だったんだね。
チャペルでは、ウチの「孫1号」がリングボーイを務めました。
みんなの口角を上げる魔法をかける孫1号。
良い「気」が充満した空間に、みんな包まれた時間でした。
披露宴の席に行くと、2人の自己紹介の資料に
「子供の頃の夢」
という項目があった。
花嫁のそれには
「お花屋さん」
と書いてあった。
花屋の叔父さんにとって何よりの引き出物となりました。
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2023海老が作公民館アレンジメント講習会
http://garland92.exblog.jp/29710094/
2023-10-06T16:53:28+09:00
2023-10-06T16:55:50+09:00
2023-10-06T16:55:50+09:00
garland1992
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今回は公民館側からご依頼頂いた際に
「講習会の中で、花屋さんから見る地球温暖化の影響について話をして欲しい」
なんていう大層なミッションを頂いていました。
うーーーん、なんてアカデミック。我蘭堂の講習会もついにアースコンシャスな内容になりました。
さすが自称船橋イチの社会派フローリスト←(ばか)
ってことで、
2時間の講習会なのに、実に40分近く生徒さんたちにまったくお花も触らせず講師が独りで喋り倒すという所業にでる内山@我蘭堂でございました。
地球温暖化の話に絡めて、毎年この時期に 自分に課したミッションである「ヒマワリの本当の旬」の話、そして、それが年々短くなっている事への憂慮などを、たっぷりとお話しさせて頂きました。
もちろん、件のその「秋ヒマワリ」も使用花材とさせてもらいました。
肝心のアレンジ講習の方は、
おりしも10月の講習会ということで、ハロウィンカラーのBOXフラワーなんぞを楽しく製作してもらいました。
ここの皆さんは本当にお上手で、毎回そつなくこなしてくれるので、講師が喋りすぎてもキチンと時間内に収めることが出来ました(笑)
喋りすぎて声がスカスカです←(はぁ?)
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義父と彼岸とデンファレと。
http://garland92.exblog.jp/29698956/
2023-09-21T23:37:00+09:00
2023-09-23T14:48:30+09:00
2023-09-21T23:40:46+09:00
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最近、デンファレを仕入れるのがささやかなマイブームとなっている。
こんな事を言うと多方面に誤解を生むかもしれないけど、
それを恐れずに言うとするならば、これはちょっと一昔前の定番商品な花材と考えていた。
昔、僕が修行中の花屋のショーケースの棚の上に必ず陳列されていたのが、この「デンファレ」だった。
独立して、
花屋になって、
ちょっとばかり生意気にこだわった仕入れをしている様なつもりだった自分が仕入れてくる
花材じゃないぐらいのことを思っていた。
実は、
今年の晩春に他界した義父の「好きな花」がデンファレだった。
生前うちの店に来た時に
「内山くんの店にはあんまりオレの好きな『あの花』は無いんだなぁ」なんて言ったこともあった。
そんな義父が鬼籍に入って、義父の写真の前にこのデンファレを飾る様になった。
今年のこの呆れるような暑さの中で、デンファレはとても良く日持ちしてくれた。
そして、飾りようによってはスッキリと飾れる材料で、キレイな花だと再確認した。
いろいろな花材が淘汰されていく中で、何十年もこの花が生き残ってきた事が分かったような気がした。
80代半ばの男性で「自分の好きな花」が有るなんていうのは少数派だったんじゃないかなぁと、今になって思う。
彼岸に渡った後も、向こう岸のこの世で自分の好きな花が自分の写真の横で咲いているなんていうのは
ちょっとオシャレなことなんじゃないかなぁと
オシャレとは縁遠かった義父を思いながら水替えをした。
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ぼーずぅ、ズルしたらあかんでぇ
http://garland92.exblog.jp/29668067/
2023-08-18T07:43:00+09:00
2023-08-18T12:07:22+09:00
2023-08-18T07:46:10+09:00
garland1992
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地域のお祭りの為、
午後4時迄の営業とさせて頂きます。
ご不便をおかけ致しますが
何卒祭礼の為ご理解賜りたいと存じます。
午後5時より古和釜小学校校校庭の
「松が丘バス通り商店会」のブースにて
子供達相手に「ガラの悪ーいゲーム屋のおっちゃん」に扮しておりますので(笑)お近くの方は是非足を運んで頂ければと思います。
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暑中お見舞い申し上げます。
http://garland92.exblog.jp/29654221/
2023-07-30T13:50:51+09:00
2023-07-30T13:52:43+09:00
2023-07-30T13:52:43+09:00
garland1992
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「お花なんて買うのは、およしなさい」
っていうような陽気です←(花屋が言うな)
こういう陽気の時は、あっさり、さっぱり飾る程度がオススメです。
涼しい時に比べて花の持ちが半分なら、花の量を半分にして、2回飾ればイイんです。
それでも枯れるんだけど、枯れていくから意味があるのですよ←(なんか深い事言おうとして届いてないパターン)
ってことで、毎日まいにちヒネりのないこの天気への不満の意を込めて我蘭堂店頭では
ヒマワリが炎天の下、風に揺れています。
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コロナあれから
http://garland92.exblog.jp/29633766/
2023-07-14T17:48:00+09:00
2023-07-14T17:50:47+09:00
2023-07-14T17:49:55+09:00
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少しずつ戻って来たような・・・
そうでもないような・・・
やっぱり増えてきたような←(どっちやねん)
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2023母の日後記
http://garland92.exblog.jp/29574804/
2023-05-16T16:11:00+09:00
2023-05-16T16:15:38+09:00
2023-05-16T16:13:40+09:00
garland1992
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感染症法5類となって、3年前のピリピリとしたムードは和らいで迎えた母の日でした。
今年は「14日」というイチバン遅い第二日曜日だったので
「8日」だった去年と比べ少しは落ち着いて準備が出来た筈だったのですが
蓋を開ければ毎度まいどのドタバタコントのような母の日当日でした。
地方発送等もご依頼主の方から日にちをズラしてのご予定を頂いたり、
なにかとお客さんの方もコロナ対策に場数を踏んだ感のあるイベントでございました。
大切なご予算でお買い上げ頂いた花達は元気に上を向いて咲いていますか?
お恥ずかしい話ですが、我々プロでも見落としてしまうようなダメージを受けた花材が無かったとは申し上げられません。
納得のいかない傷み方をした時は遠慮なくお知らせください。
できる事に限りはございますが、この内山@我蘭堂が真摯に対応させて頂きます。
少しずつすこしずつ元通りになっていくと信じて重ねたコロナ禍でのイベントでした。
今回も当日はスタッフ一同マスク着用での接客でございましたが
来年は素顔で口角あげてご挨拶出来る様にと祈ります。
週末は不安定なお天気の中、沢山のご来店を賜りまして誠にありがとうございました。
忙しさに紛れ不手際が有った事と思います、
ご不便ご迷惑をお掛けいたしました事をお詫び申し上げます。
お母さんの居る方も
居ない方も
良い母の日、母の月であります様に。
フラワースタジオ我蘭堂(ガーランド)
代表 内山ヒロシ
母の日臨時スタッフ一同
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実家は螺子屋です
http://garland92.exblog.jp/29561847/
2023-04-30T21:43:28+09:00
2023-04-30T21:45:15+09:00
2023-04-30T21:45:15+09:00
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道具に特別なこだわりは無いのだけど、ことリボン鋏に関しては高いモノなら使いやすいとは限らなくて、重すぎたり、軽過ぎたり、チカラが無かったり。
切れ味が悪いのは論外だけど、なかなか「これだっ!」っていうハサミには出会わないもんです。
ここのところ使っているのは、あるホームセンターで見つけたクラフトハサミなんだけど、手に馴染んで使い易いし、チカラもあって気に入っているんだけど、刃先が尖っていて危ないのと、シザーケースに入れると底を傷付けちゃうのだけが玉に傷だなぁって思っていた。
ここはひとつ、螺子職人であるアニキに頼んで、刃先だけをグラインダーで丸めて貰えば完璧だと考え、買い込んだクラフトハサミ4丁を持ち込んだ。
螺子職人のアニキならこんなモノ朝飯前だと考えたんだけど、それはやっぱり素人の考えで、片刃ずつ刃先を削って丸め、かつ、刃先をピッタリ同じ長さに揃えるのは目が肥えた職人ほどシビアな仕事らしかった。
いやぁ、やっぱ職人ってのはすごいね。
結果イチバン使い易いリボン挟みが手に入りました。
こうして
一つひとつ
花屋の大イベントは近づいて参ります。
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地下たびサンタ山へ帰る
http://garland92.exblog.jp/29540497/
2023-04-06T14:21:00+09:00
2023-04-06T14:21:30+09:00
2023-04-06T14:21:30+09:00
garland1992
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画像の桜は、
僕の投稿に度々登場する「地下たび履いたサンタクロース」の正体でもある
T橋さんの畑に咲く「薄紅桜」である。
去年の春に瓶ビールを持って会いに行った時、崖の上に咲くその桜を納めた写真。
「上の桜もキレイだろ、来年も生きていたら切ってやるよ」
なんて笑いもせず言って僕を切なくさせた桜の木だ。
それがT橋さんと会った最後の日となった。
この桜を切ってもらう事は叶わなかった。
いつも、
暮れには見事な蝋梅を
春には見事な桜を
積んで持って来てくれた。
娘の結婚式を終えて帰って来たら玄関に大きな桜の枝が立てかけられていたっけ。
どうやったら独りで切って、積んでこられるのか分からないような
大きな枝を持って来てくれた。
山登りで鍛えた、年齢とはかけ離れた体力と、
深い経験による植物や生花の知識で、何度もなんども圧倒させられた。
昔、ある花材の水揚げの事で悩んでいた時
生花は温度が低い方がいいに決まってると考えていた 駆け出し花屋の僕に
「そんなもん寒いから揚がらねえんだよ!
切って浸けときゃあいいんだっ、そのあと暖かいトコ置いとけっ!」
なんて言われて目から鱗が落ちた事もあった。
他にも、山での逸話など数えきれない、この人のこの手の話には枚挙に遑がない。
何年経っても初めて会った時から全く変わってない。
きっと「ニンゲン」じゃないんだ
「仙人」なんだと、そう思っていた。
ちょっと本当にそう思おうとしていたのかも知れない。
そう思う事で、いつまでもいつまでも元気に会えると。
今年は街の桜が咲いても、T橋さんの桜の枝が届く事はなかった。
風の噂で「あのT橋さんが今は杖をついている」と聞いた時も、
ちょっと転んだ程度だろうと考えることにした。
胸騒ぎがしてたのに
「会いに行ったらイヤがる」って決めつけてた。
だってT橋さんはずっと死なないのだから。
なんだよ
約束したじゃないか
「薄紅桜」切ってくれるってさ。
また山に行ってるだけでしょ?
熊とあっち向いてホイしてるんでしょ?
本当に仙人になっちゃったの?
お見舞いにも行かなかった事
後悔してます。
沢山たくさん勉強させてもらって本当にありがとうございました。
これからも大好きな先輩です。
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