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手を振るということ

昨日仕入れたインポート物の紫陽花を活けてきた
このところの陽気をうけて寒色系を選んだんだけど やっぱり涼しげでいいカンジ

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このあいだ桜が咲いていたと思ってたのに 季節は移ろうなぁ・・・


帰り道、学校に向かう小学生を見かけた
マンションから出たところで、何度もなんども振り返って 手を振っている

今年の春に入学した一年生なのかな
もう学校には慣れたころかな、それとも まだなのかな・・・

身体の半分もありそうなランドセルに振り回されながら 
何回もなんかいも振り返ってマンションの上層階に居るらしい家の人に向かって手を振っている

何回も なんかいも


そういえば 我が家でも娘が一年生の頃、仕入れの無い日の朝は僕が途中まで見送りに出て
もう、振り返らなくなるまで 坂の上で手を振り続けていたっけ・・・

慣れない学校生活が始まって 心細かっただろうその頃は 学校の曲がり角の坂まで見送って
何度も なんども振り返る娘に 手を振ったっけ

何回も なんかいも



そんな事ができるお父さんばかりじゃないだろうし、過保護な対応だったんだろうな
実際、僕のそういう行動によって甘えた部分もあったのかもしれないけど・・・

それでも 今にして思えば ほんの一瞬のような思い出だよね、まさに「一瞬」のような・・




くしくも僕が小学一年生の頃、その頃住んでいた高台の自宅前から 道路を挟んだ僕にむかって 
まだ若かったおふくろが手を振って見送ってくれていた事があった

微かな記憶である


僕が思うに

親は 丘の上から 「いってらっしゃい」 と手を振るものなのだ
振り返らなくなって 見えなくなるまで 手を振り続ける生き物なのだ

だから ことさらに突き放す必要もないとおもう
振り返った時、いつでも見える所で手を振っていればいいのだと。

「親の仕事は子供を守ることではない『見守ること』なのだ」 っていうけど
そうやって 子供が もう振り返らなくなるまで 

付かず離れず

手を振り続ける事が 親の仕事なんだなと そう想う。
by garland1992 | 2014-07-15 12:36 | Comments(0)