我蘭堂(ガーランド)バックヤードへようこそ!

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ご希望は 黄色いお花でした。

「お供えするお花ください、二つ。」

「別々のところに持っていくの?」

「一つはダ〇ちゃんの家で ひとつは事故のところ・・・・」


女の子男の子合わせて5人が 小学一年生で交通事故死した男の子へ手向ける花を買いに来た
同級生だったという彼らは 今日、地元中学校の制服を着ていた。

あれからちょうど6年が経ちました。






以前 我蘭堂(旧店舗)前で 痛ましい事故がありました
子供のちいさな背中の上を 大型車が乗り上げる瞬間を目撃した僕も おおきなショックを受けました
2時間の事情聴取を受けた僕は 途中、何度も息苦しくなった。

話を聞かせてくれという 市議会議員さんなんかもやってきて 何度も同じ話をした
何度でもなんどでも 話すつもりだった



飲酒運転であるとか スピードの出し過ぎであるとか 飛び出しであるとか そういう過失は見当たらない
そこに居る全員が被害者な状況の事故でした。

きっとそこに悪魔が居たんだ って思った
でなきゃ やってられない とオモッタ。


事故を目撃した女の子の中に メガネをかけないとモノが見えなくなった子がいた
視力は ちっとも落ちてないらしい
PTSDの一つなんだろうね、心と身体は 一つなんだね。



被害者ご両親の働き掛けや 地域の人々の署名、陳情などもあって 事故現場を含む この商店街の歩道整備、道路拡幅が決まり 沿線の立ち退きが進み 我蘭堂も移転をして現在に至ります

ただ、歩道の整備に関しては まだほとんど終わっていない。

なんでもそうなのかもしれないけど 犠牲の上に成り立ってるものってあるよね
きちんと教訓をつかむ事が その上で生きていく者の義務だよね

それは 今回の原発事故でも そうだよね。








今日来た女の子の中には 小さな頃 何度か我蘭堂に花を買いに来てくれていた子の面影が有った

こうして 中学生になって 大きくなっていく事は 当たり前な事じゃないんだね


そういう自分も ある意味 奇跡を繰り返して こうして オジサンになれたんだね

それが分ったからって、だからって急に 立派に生きていく事は出来ないけど 

せめて今日は その子の為に そっと 手を合わせようと想います。


                                                     合掌。
by garland1992 | 2012-02-17 18:27 | Comments(0)