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続ける才能、消さない情熱

先週と今週と二週にわたってCM製作の事を取り上げる番組があって、今夜がその二週目。
CM製作先進国である「タイのCMクリエイター」 VS「日本のCM製作会社」っていう取り上げ方なんだけど、そこに出てくる日本代表のCMプロデューサーの一人が 僕の中学の同級生だった
普段は裏方だからTVに映ることは珍しい。

中学の時に一緒に音楽をやった一人で いまでも何年かに一度は一緒に飲んだりする男だ。

ここ10年くらいの フジカラー、ファンタのCMは 彼が作ったものだ
一緒に音楽をやった仲間で 業界のはしくれに居る友達は何人かいるけど いちばん第一線に居るのは彼だと思う。

中学生のころから 音楽と映画が好きだった彼は ずっとその夢を落とさず抱えて いまの仕事にたどり着いたんだろう。
いまでこそプロデューサーだけど アシスタント時代に奴隷のように働かされていたのも 
僕は わずかだけど知っている。



一緒に飲むときは バンド仲間だった4人で集まるんだけど ギリギリになって「仕事が入っちゃって行かれない」 なんてことはしょっちゅうだった。
この間も イタリアから帰ってきたばかりのはずだ。

ほんとに忙しそうだった、4人でのあつまりも 何年も実現してない。


そんな夢を叶えた彼も 4人で集まるときはフツーのサラリーマンそのものだった
「ひろしは自分の店を続けていていいよなぁ・・・」なんて言っていた

「(こっちは)クズみたいな人間ばっかりだっ」 って言ってたのが印象的だった。

幼なじみのグチを聞くのは べつにイヤじゃない、ふんふん って聞いた。



守った夢を実現させて そこに立って、そこの景色が想像と違ったりするのは 
どんな仕事でも有る事だろうね。

僕の場合は 花屋の仕事の そんなギャップが この仕事に就く決心を生んだと思っている

彼も 続けていることが その答えだとおもう。


最近になって 彼はまたバンドを始めている、その時間だけは本当にほんとうに癒されるって言ってた。
「youtube」にアップしたから見てよ! なんて連絡もきたっけ・・・・

そういう彼の姿は バリバリのCMプロデューサー姿なんかよりもずっと眩しく感じる。

それに引き替え すっかり足を洗ってしまった自分ってのは 
なにかシッポ巻いて逃げてきたような 後ろめたい気分になる


僕はずっと 「自分の才能を疑った瞬間、その人の才能は底をつく」って思ってるんだけど
そういう意味では 僕のそっちの才能ってのは あっという間に底をついてしまった。

才能ってのは 継続する能力ってことになるね。

それでも やっかむような醜い気持ちは微塵もない、彼の楽しそうな様子を嬉しく想える
そう思える自分は正しいと思える





趣味の少ない僕だけど 短い文章を書いている趣味だけは なんとなく続いている

仕事以外で持てる数少ない情熱だと思っている、好きな事だと言い切れる。



そんな マッチの火みたいな情熱でも 大切に持ち続けていこうと思う。
by garland1992 | 2012-02-04 19:51 | Comments(0)