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花は心の食料品

去年の今頃も来てくれたそのお客さんは 今年もクリスマスリース作りのお教室を開くらしい
何度か打ち合わせをして 結果10数人分の材料、ヒバやヒムロ杉、資材等をご注文いただいて 
昨日ご来店されお引渡し完了。

とおもったら 数十分後 そのお客さんはまた我蘭堂にUターンしてきました・・・

「あっ、なんか足りなかったですか? 数え間違えてました?」

という僕の問いに

「いいえ、さっきのヒバとかヒムロ杉は ドコの産地ですか? 
みんなに訊かれると答えなきゃいけないので・・」


・・・・・・・・なるほど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




そのお客さん本人は冷静だったし 教える生徒さん達から訊かれた時 答えたいだろうし 
それは当たり前だよね。
ちなみに今回の材料は 静岡からと埼玉からの材料だったので その旨を伝えました

ただ、静岡産、埼玉産が まったく放射能の影響を受けてないわけでは無いし じっさい震災後、僕はたくさんの福島産の花材を扱ってきています
まぁそのほとんどはハウス内で生産されたモノではありますが・・・

鑑賞用の農作物への放射線検査は 国の対応が追い付いていない状態だし、内部被爆の可能性という点では 食品である農作物の放射線検査だって国はほとんどやっていない状態。
イオングループが 店頭に並ぶ食品の放射線量を提示することになるらしいけど 国はますます民間企業頼みなカンジだよね・・

でも こと花屋に関して 自分が仕入れた花材の出荷元っていうのを
すべて把握している花屋っていうのはどのくらいいるだろう・・・

べつに対岸の火事だと思っていたわけじゃないけど 花屋もそのあたりをシビアにしていかなきゃいけない時代なのかなぁ って。

それが必要なら、そういう準備をすれば良いだけのことなんだけど そういう事をピリピリとした環境が 本当に花の流通にプラスな事なのかどうなのかが判らないんだよなぁ・・・


「大丈夫らしいよ」っていう情報を信じたいけど 事態は深刻だよね、なによりも子供達にとって。
でもだからこそ 人災だった原発事故以降、最低でも数十年は放射能と向き合っていかなければいけないわけだから 冷静でいたいなぁとおもう。

その為には やっぱり情報を得る事、お客さんにそれを発信する事、そして その結果お客さんが選べるっていう環境づくり ってことが 今の花屋、これからの花屋に必要なのかもね。


だけど そんな左脳でお花を選ぶような環境づくりっていうのは
僕にとって どうしても どこか かなしくて興醒めする そんな作業だと感じるのです。
by garland1992 | 2011-11-26 12:42 | Comments(1)
Commented by スイートピー at 2011-11-30 12:04 x
人災=人間の傲慢
人災=人間の反省
人災=人間の進歩としたい。

花は生き物。私達、人間となんらかわらない。
たまたま花だった。だけ。

花(植物)は純粋です。ピュア。繊細。癒し。
花は(植物)は人を救ってくれます。
おしゃべりもしてくれます。
音楽も大好きです。

花(植物)に感謝です。