自宅の脱衣場横の納戸が いつもすぐ散らかってしまう
家族各自のパジャマ等も もう一つすっきり片付かないことに業を煮やしたカッチーが
ついに言った・・・・
「とりあえずさ・・・ここに あれ、作ってよ・・・」
「えっ? なにを?」
「ほら、あの びんぼーなんとか・・」
なんですと?
いま なんですと?
くっくっくっくっくっ
あっははははははっはっ
おっほっほっほっほっほ!←(顔を上げ 手の甲を口に当て高らかに笑う)
やっと君も あの 時代の先端を行くスーパーエコ収納アイテム
「びんぼーボックス」の価値に気付いたのだな?
(5月14日の記事参照)
「しかたないなぁ・・・
今、生産が間に合わないんだけど なるべく急いで作ってあげよう」←(丁度いい段ボールが無いだけ)
なんて調子に乗っていたら どうやら従来のびんぼーボックスでは不満らしい・・・
なんでだっ!最強になったのにっ! っていってたら どうやら低い縦横二段ずつのモノが欲しいらしい。
しかも寸法までうるさく言ってくる。
完全にオートクチュールびんぼーぼっくすだっ!
セレブなびんぼーボックスだっ!
なんだそりゃぁあっ そこにはパラドックスが生まれているぞ!
とはいえ、クライアントの意向は絶対だ、職人の血も騒ぐ←(騒がんでいい)
スケール片手にカッターと段ボールにむかい格闘する 内山@日本でただ一人のびんぼーボックス職人。
縦横2段ずつってことは
田の字みたいに作るってことだな・・・
仕事そっちのけで段ボールの切れ端だらけになっているバックヤードで黙々と作業は続く・・・
(もちろんBGMは「地上の星」でお願いします)
完成後、指定の場所に設置された まだ空っぽの「びんぼーボックス」を満足げに眺める
内山@びんぼーボックスの父
彼はそこで静かに その新商品を命名し口にする・・・・・・・・・・・・・・
「びんぼーボックス田(でん)」 と。 ←(ばか)